ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2~【著】東 浩紀 【レーベル】講談社現代新書 【初版発行日】2007/3/20
前作「動物化するポストモダン」を読んだ事はないけど
「ひぐらしのなく頃に」のワードが気になったので手に取ってみた。
しかし、興味のあるジャンルなのにかなり難しい内容でしたorz
この前読んだ
「珈琲の世界史」よりも難解だったかも。
多分この本が何について書かれているか
理解出来ていなかった事が原因だと思う。
読了した今ですらポストモダンの意味がよくわからないっていう…(汗)
この本を読んだ事で
「ライトノベル「超」入門」
「All You Need Is Kill」
を知れた事が一番大きな収穫かなあ…。
そのうちに読んでみたい。
この本はどこの層に向けた内容なんだろうとも思ったけど
ポストモダン論、オタク論、文学論にカテゴライズされるようだ。
付録BのAIRの話も読んでいて
「こんな難しい事を考えながらゲームや本などの作品を楽しんでない」
「別に一般的な消費者はそこまで分析しないだろう」
「こんな難しく複雑な意図を持ってこの作品達は作られてるの…?」
とか疑問が沸々と湧いてきたけどその辺は323頁に記載があった。
あくまでもこれは作品を分析&考察した結果なだけ。
全体的には「プレイヤーor読者」と「作品」の距離感的な内容を分析してる?
タイトルは「ゲーム的リアリズム」だし。
プレイヤーの立ち位置がメタ視点なもの、
ゲーム的なもの?の作品の考察が多いからそういう事なんだろうか?
(2021/12/15読了)
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