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自己肯定感、持っていますか?
あなたの世界をガラリと変える、たったひとつの方法

【著】水島広子 【レーベル】大和出版 【初版発行日】2015/6/30

「攻撃的な事」「こうしなければいけないという押し付け」がなくて
苦しい気持ちにならずに読める内容でした。

自己肯定感が低くなると生き辛くなる。
けど人間は本来自己肯定感が備わっているものだからそれを回復させよう。
という感じ(すごーく大まかにいうと)


【レッスン1】

自己肯定感が低いと「相手の事情」すら考えることのできない余裕のなさを作ってしまう。
だから自分と全く関係ない他人の言動を「自分のせい」だと感じやすくなってしまう。
自己肯定感が低いと「正しさ」を相手に押し付ける事となる。

【レッスン2】

「無条件のリスペクト」という考え方を知ることが自己肯定感を高めるカギとなる。
「あの人の現状には色々な事情があるんだろうな」と相手の事を尊重する事。

【レッスン3】

「相手の領域」を守る。その人の「ありのまま」を尊重し、
「相手を変えようとしない」事。

リスペクトを示す話し方とは「私」を主語にしたもの。
相手を非難するのではなく「自分の気持ち」を話す事。

「決めつけ」は良くないという事は重要だと思った。
「決めつけ」は「今の自分が下した評価」の押しつけ。

【レッスン4】

「自分はダメだ」より「傷ついて大変だったね」と自分に言ってあげる。
それがありのままを受け入れるという事。

「自分の好きなところを見つけよう!」よりも
「自分の嫌いなところに目を向けてみよう」。
そんなハンディを抱えながらも他の人とできるだけ同じように生きてきた
自分を認めるという事に繋がる。

【レッスン5】

自分が人と接する時に「決めつけ」を手放しさえすれば
自分も他人もリスペクトする事が出来る。


気になった箇所を書きだしてみると
「じゃあ自分の気持ちはどうなるの?」って感じになってしまったが
「相手にも事情がある」って思う事は
「自分のせい」だと思わない事に繋がるからいいのかも。

自分の事を大切に思えない人は
相手の事も大切に扱えないのかもしれない。

これに関して考えようとすると知恵熱が出そう。。
この本を読んでいる時はそうでもなかったんだけど…;


(2021/5/6読了)






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