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日本ボロ宿紀行(Kindle版)

【著】上明戸聡 【レーベル】鉄人社 【初版発行日】2018/11/2

元はブログの記事だったものが書籍化された本らしい。
書籍化するにあたって書き下ろしも収録されている。

調べてみたら著者は2021年現在だと大体60歳くらいみたい。

著者にとって「ボロ宿」というのは誉め言葉らしい。
歴史的価値のある宿から古い安宿までをひっくるめ、愛情を込めて「ボロ宿」とよんでいる。
古い物や風情を大切に思っているのだ。
この本はそんな「ボロ宿」を巡る著者の旅行記です。
この方はロマンを感じる事をしているなーと思った。

最初は歯に衣着せぬ言葉(「クソガキ」とか「ムスっとした」とか)が気になったけど
本当に最初だけだったので後はそこまで気にならなかった。
「つゆ焼きそば」が美味しそうだったので食べてみたい。

キター!!と思わず叫びたくなるほどのボロさで、宿というよりただの廃墟のよう。
おっちゃんは「雲海といい勝負」などと言っていましたが、
『雲海閣』さんは一緒にされたくないのでは。(第三章・461)

→「喜楽旅館」の写真が衝撃的すぎた!!

「おやすみなさい。静かに寝ましょうね」(第八章・1832)
→女将さんの釘の刺し方が子供に言い聞かせるようで面白くて
 休憩室で笑っちゃいそうになったw

第四章の「民宿 大清水」の夕飯のくだりや、その前のところてんのところを読んだ時、
小6の時に学校で妻良の民宿に泊まった時の事を思い出しました。
天草を煮て作ったところてんにコーヒーシロップをかけて食べると美味しかったなとか、
あじの干物作りを体験したなとか、サザエ苦手で食べられなかったなとか…。

私は人一倍地理に疎いのでグーグルマップや地図を確認しつつ読めば
もっと情景等が理解しやすかったかもしれない。

あと、この表紙に書いてあるドラマを見てみたくなった。
ドラマだと実際の宿の内装もしっかりと見られるだろうし、
この本とは違った角度から楽しめるかもしれない。


(2021/3/23読了)






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