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九周目&十周目終了。
総プレイ時間は約66時間か…。

九周目ではノーマルエンドを迎えました。プレイ時間は約3時間。
かなりあっさりしたエンディングだった上に、
邪神との戦いにも村雨や鬼側は顔を出さないしでかなり寂しい終わり方でした。
やっと八葉の札揃ったんだから皆で戦いたかったぞ…!
まあ、ノーマルエンドだから一番最初に迎える事を想定されて
作られているだろうし仕方がないかぁ。
花火大会まで適当にイベントをこなして進めていたら、
花火大会の時にコハク、ルード、九段、村雨への分岐ができるようになってました。
札育成しない人はここでデータとっておけば結構サクサク進められそうですね。

十周目のプレイ時間は約2時間半。
残りのスチルや回想録が埋まることを信じてもう一周プレイする事にしました。
九周目の終わり方にどっと疲れがでてきていたので
キャラクターの個別イベントは何も見ず、休息やオート戦闘を活用し、
サクサクと5章まで進めていきました(汗)
しかし、千代が白龍の力を使う際に展開が変わった時には鳥肌が立った!

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やっと千代の事を助けることができました。

八葉は選ばれなかったけど、神子を守る八人の男も集い邪神を倒すことができた。
この終章のあとのスタッフロールは未来が変えられたからこそ更に感動しますね。

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大団円エンドでは進さん、千代、友部、梓、そして八葉(仮)の皆で
ハイカラヤにて祝勝会!!
ここまでやってきたご褒美って感じで良かったです!!
八葉みんなそれぞれ梓に想いを寄せているような描写もあり、
離れがたく思っているところとか良かったなあ…。
それに時空は違えど祖父母も揃っているところとかも。

トロフィーは私にしては珍しく、
「知識ヲ極メシ者」、「真ノ召喚者」、「伝説ノ神子」以外は収集できました。

久々の遙かシリーズだったけどやっぱり良かったなあ。
なんとなく「原点回帰」したように感じられました。
キャラクターも皆好きだ!!
今回は大正時代だったけどもうさすがに7は出ないかな…(時代的にも)





八周目終了。九段エンディングを迎えました。
プレイ時間は約5時間半。

このルートやるまではルート的には虎のが一番好きだったんですが、
個人的には九段ルートが一番好きかもしれません。
九段の事も遙か6をプレイする前はここまで好きになるとは思わなかったなあ…。

他のルートよりも千代にもスポットが当たっていて、
ずっと気になっていた梓のおばあちゃんの正体も
最後の最後で九段宛ての手紙で明らかになったしスッキリしました!
スッキリしたっていうか感動ものって感じかな…。
梓と千代はずっと互いを思いやって仲良く生きてきたっていうことでもあるし。
そういう意味でも一番最後にふさわしい物語でした。

神子が降臨する前に帝都が滅びないように、
京都から帝都に出てきて参謀総長にかけあって
精鋭分隊を設立したのも九段だったりと意外に行動的な人だったんだなあと知った。
そして星の一族としての使命を全うするためだけに生きてきた人。
どんなに自分が辛くてもそんな顔をせず優しいところにも梓は惹かれていき、
恋心を知らなかった九段も友情の平手打ちや千代との仲直りの一件、
九段と辛さを分かち合って流した梓を見たり、梓と喜びを分かち合ったりと
色々な出来事を経て、梓に恋心を抱くようになっていく…という
梓と九段の惹かれあっていく様子も良かったです。

最初の頃は、

「あまたの小説には美しい友情や恋が描かれているが
 そんなもの、書の中だけでいい
 我の望みは、神子を… 帝都を守ることだけだ」

と、使命のためなら自分の友情や人間関係なんて二の次って感じだったからこそ
終章のタイトルが「我ノ物語」ってところとかグッときましたよ。

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最後は九段も己の使命を終え、星の一族の力も失い、
梓とともに元の世界へ帰りました。
恋人の祖母としての幼馴染との再会ってなかなか奇抜ですが
軍邸での梓、千代、九段の穏やかで楽しい時間を思い返すと嬉しいエンディングですよ。

千代は梓と同じ世界の、梓が生まれる前の時間軸に飛ばされて
梓の祖母になったらしい。
相思相愛だった進さんとも結ばれたようで良かったけど、
千代の世界にいた進さんとは別人だろうしまた新たに出会い直したのかなぁ?
そのあたりはよくわからないけど…。

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この辺り見ると時空を超えてだけど二人で報告出来て良かったね、と思う。

あと、九段がかわいくてしょうがなかった!!
拗ねたり、怒ったり子供っぽいところもあるし、
周囲から見てすぐわかるほど梓に懐いていたり、
嘘をつくのがとても下手だったり、食い意地はってたり…。
天然なところもあるけど、すごく頼りになるし、結構行動的というギャップもありで…、
…うん、充実した八周目だった。

っていうか、九段って20歳超えてると勝手に思っていたんですが
まだ19歳だったんですね…。

八周目まで来てやっと強力な怨霊全部と黒麒麟倒せました。
あとはノーマルエンドを見て終わりにしようかなと思っています。
ついに八葉の札が揃う時がくるのか…胸熱。





七周目終了。秋兵エンディングを迎えました。
プレイ時間は約5時間半。

秋兵さんの話は参謀総長である父との「家族の絆」を主軸に置いたものでした。
「父は家族の事を軍の道具としか思っていない」というところから始まり、
物語が進むにつれて父との思い出が蘇り、
強兵計画を知ったあとはもう一度「家族の絆」を信じて本音をぶちまけてみたり…。

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最初は「面白い子」で始まった梓との関係も秋兵の中では
どんどん心の支えになっていき、父に拒絶された夜会や朱雀との戦いを経て、
これからの事を思うと不安で、
梓のあたたかさにすがりたくなり告白してしまうまでになった。

「僕の苦しみを同じ目線で分かち合おうとしてくれた君が
 どうしようもなく愛おしくて…」という。

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梓の方は秋兵の事をこの告白まで恋愛の相手として
そこまで意識していないところが良かった。
このルートは恋愛で突き動かされている感じではないところとか結構好きでした。
なんといっていいか難しいですけど、
「好き!」という気持ちが突っ走っているのではなくて
「大切な人の家族を取り戻すために」っていう
真心的なのが良かったっていうか…。
今まで父の言いなりに生きてきて、自分の恋愛すら自由にならない程の秋兵が、
たった一人の家族の事を諦めようとしている秋兵が梓に出会った事で
変わっていこうとするところとか良かったですよ。

蠱惑の森メンバーの絆も強いですが、
帝国軍側(有馬、秋兵、九段)の絆の強さも終章では感じられて良かった。

しかし、とにかく序盤から中盤辺りにかけて秋兵の台詞まわしが
いちいち芝居がかっていて砂糖菓子のように甘かった。
正直胃にきましたよ(ぇ
よくこんな台詞がポンポンでてくるなあと関心する。

けど思いやりがあって凄く優しい人ですよね。紳士だし!
泥で汚れた梓を上質なハンカチで拭いてくれたり、
部下の薬の横領の件も総長の息子である秋兵が
かぶることで処罰を免れるようしむけたり。
甘いけどチャラチャラして女好きというわけでもなく誠実なのも個人的には好き。

秋兵に関してはヴァイオリンが得意らしいので
本当は演奏家になりたかったけど父の意向で強制的に軍人になったから
反発心があるとかそんな感じになると思っていました。実際違いましたが;
ヴァイオリンのエピソードで、
”子供の頃には横浜辺りの音楽学校に入ろうと思っていた”と言っていたところでは
コルダかな?と思った。

シベリア好き、村雨のファン、太鼓でも発揮される音楽の才能、
花火大会の時のノリの良さ、夜間動物園…秋兵に関する事は色々あったなあ。
エンディングでは梓と幸せそうな家庭を築いていて良かったです。
これから父の犯した罪を背負っていくという悲壮さよりも
幸せな雰囲気の方が前面に出ていて安心した。
正直途中までは「これもしかしたら梓のいた世界へ一緒にいくんじゃ…?」と
思いもしたけど強兵計画の事、鬼との共生の事など色々な問題や、
助け出した父を全て投げ出して梓と一緒の世界へ行くなんてないよね。。





六周目終了。コハクエンディングを迎えました。
プレイ時間は約5時間…。
なんだろう、コハクルートは体感的にもあっという間感がありましたが
本当に他ルートよりもエピソードが短かったのかな?

序盤はコハクの記憶探しから始まり、
最後は梓の記憶をこれから二人で探していく長い旅が始まるという終わり方。

コハクは旅芸人の一座についていって広い世界を旅したいと夢を語っていたので
最終的には梓がコハクについていって
帝都の外の世界を旅するエンディングになるかと思いきや
そこは予想とは全然違いました。

そして、私はてっきりコハクはコマ回しが得意だとわかった時点で、
旅芸人の一座の人間で、帝都に立ち寄った時に
強兵計画の騒動に巻き込まれて憑闇となり記憶を失ったと思っていました。
そこも全然違ったなあ。

コハクの本当の名前が「善次郎」だから善福寺が好きなのかな。

コハクは花街の生まれで、母と子二人で助け合い生きてきたけど
二人とも疫病にかかり、コハクは母の薬を買いに行くため外に出て行ったが
そこで行き倒れ、強兵計画に巻き込まれて憑闇となった。
結果的に疫病のおかげか精神はやられず自我を保っていられたし、
憑闇の実験によって疫病で死ぬ事もなく、奇跡的に何度も命は助かってきた。

最後、瘴気を大量に浴びた身体でも必死に
邪神から梓を守ろうとして瀕死の状態の時に、

「あなたは、おれを忘れないでくれるだけでいい
 ……おれは あなたの記憶の中で生きていける
 それだけで……この恋は 報われるから…さ」

と言った時には泣きました。。
自分は死ぬ寸前なのにそれでもなお笑って梓の幸せを願ってる健気さ…。

いつも自分の事は二の次で、梓の幸せを願っているんだよね。

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「元の世界に帰してあげたい」という想いは有馬さんルートの時もあったけど
コハクは写真館に行った辺りでも言ってたし、また少し違った感じではあるかも。

しかし、最後の最後になって自分がコハクの事を好きだと気付いた梓は
コハクとすごした大切な記憶を失うことと引き換えに
黒龍にコハクの命を救ってもらい元の世界へ帰る事を選んだ。
エンディングで、コハクが生きていたのは嬉しいし
元の世界にコハクがいた事も嬉しいが
この唐突な展開に思わず「どういうことよ」と言ってしまった。
ハッピーエンドなのは嬉しいけどさぁ。
けど、コハクと再会した梓が思い出したのは「コハク」という名前だけで、
これから梓の記憶を探していこうというところで終わるんだけど、
コハクはこっちにきてからの生活はどうしてるんだろう?というところが気になった。
あの着物とオーバーオールという格好のままだしね。

正直、黒龍に梓が願いをかけた辺りで私が予想していた事は、
コハクは現代に転生してそこで互いに記憶はないけど
互いに惹かれあうものがあって再会する的な展開になると思っていました。

コハクルートでは、梓がコハクに恋焦がれるまではいかず
どちらかというとコハクは序盤から梓の事を慕っていて、
その一方で梓はコハクの人を「優しい人」って思っている感じ。
だから恋愛面でいうとコハクの気持ちの方が強いんだけど、
梓には帰る場所があるから自分の想いを押し付けずに、
写真とか思い出だけあれば良いって言ってるのがなんか寂しい感じはあった。
本当に最後の最後まではコハクの片思い感が強かった。

毎回スタッフロール見るたびに思うんですけど
せっかくいい歌なので個人的には各々のソロパートがあったら
良かったのになあと思いました。
1の八葉が歌っている「遙かなる時空を越えて」とか今聞いても
めっちゃ胸に染みるしああいう感じにして欲しかったな。





五周目終了。村雨エンディングを迎えました。
クリアまでのプレイ時間は約6時間半。
着々とプレイ時間が短縮されていっているのはキャラが強化されていって
バトルがサクサクと進行しているからかな?

梓が村雨と一緒にいるうちに村雨の事が好きでしょうがなくなって
村雨の社会派思想に影響されていき、民衆の力で世を変えよう!って感じな流れだった。

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子供扱いされていてもめげずに村雨と対等であれるように
村雨から優しくされるだけではなくて
村雨に何かしてあげたいっていう気持ちの強さが中盤辺りは目立っていた。
口述筆記を手伝うにはそこそこ漢字とか言葉を知ってないと
無茶苦茶で誤植満載な文章になって村雨の星が急降下するんだろうな…(汗)

村雨ルートやっていって一番の衝撃だったのは、
村雨が梓と同じ世界からこちらの異世界に飛ばされた人間だということ。
病院の屋上にたまたま村雨も居合わせていて、
梓を助けようと手をさしのべようとして
自分も時空のゆがみに巻き込まれてしまったらしい。
しかし、村雨は梓が飛んだ場所や時間と違い、
5年前の京都に飛ばされ、そこで九段に出会い世話になったという…。
なぜ九段の屋敷のところで村雨が行き倒れていたかがわかってスッキリしました!

元の世界から来た二人だからもしかしたら二人で元の世界に戻るのかも…
とか思いもしたけど、二人ともこれから帝都のために出来る事をしていきたいと
帝都と帝都市民の事を大事に思っているのでこの世界にとどまる事となった。
やっぱり他ルートと同じように「結実党」は結成するんだなあ。
っていうか、村雨は「結実なき花」のリーダーだったんですね。
中心人物だとはわかっていたけどその辺りが自分の中では曖昧でした;

あと、この帝都は梓がいた世界の過去の出来事と起こる出来事は大体リンクしているけど
やっぱり元いた世界と別の世界の別の時代での話だという事を再認識できました。
関東大震災のくだりで…。

元いた世界で同僚の女性が病院側の医療ミスで命を落とし、
その真実について追求しようとした村雨は病院側の隠蔽や
勤めていた新聞社の上からの命令で異動させられたりした苦い経験があるから
今度こそは権威に打ち克ってみせるという強い意志が感じさせられるルートでもあった。

村雨はなぜそこまで帝都の事が好きになったんだろう?
元の世界に未練があるわけでもないし、帰る方法があるわけでもないから
自分はこの世界で生きていくものだと決めて
帝都で暮らし、人々の暮らしをみていくうちに「自分達が住む街は自分達で守ろう!」
っていう感情が芽生えてそれを最後まで貫いていく覚悟ができたって流れ?
なんだか現代社会でも同じようなことが言えるから考えさせられる話ではあるかな…。
選挙権を持っているなら一人一人が投票する事で社会は変わる!みたいな。
このルートプレイする前は村雨は気だるげな雰囲気が魅力的だと思っていましたが
強兵計画発表後の暴動や東京駅での演説をみると情熱的でもありますね。

そういや、村雨が「一服」って言ってたり
梓が「煙草と珈琲の匂いが…」って言ってたりしたから
煙管をふかす描写がでてくると思っていましたが直接的な描写はしないんですね。
村雨特製ブレンドってどんな感じの珈琲だろう?
私は酸味の強い系のは苦手です(聞いてない

九段が食いしん坊でぽわーんとしたところもあって可愛いんだけど
肝心なところでは思考が片寄らず頼りになるところとか
凄く魅力的なキャラだと思う。
周回するたびに九段良いキャラしてるなあと思います。






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