MOTHER1のプレイ後、マザーロスに陥っていた私が次に選んだのは
SFCソフトのイーハトーヴォ物語。
前々から気になっていたので互換機を購入したのをきっかけにプレイしてみる事にしました。

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イーハトーヴォの町へふらりとやってきた主人公が宮沢賢治という人物について興味を持ち、
彼の大切にしていた7冊の手帳を探すという物語。

ジャンルはRPGですが戦闘がないという珍しい作品。
イーハトーヴォの町の雰囲気も温かくて居心地がいいです。
各エピソードに悪役的な人物はいますが最後には
自分の悪さに気付いて反省したり、逃げてしまったりするけど
そういうところも含めて童話っぽくて良い。

恥ずかしながら私は宮沢賢治さんの作品はなめとこ山の熊、
やまなし(クラムボン)という教科書で読んだものくらいしか知らないです…。
有名な「注文の多い料理店」や「セロ弾きのゴーシュ」も内容をあまりよく知らないorz

けど知らないからこそ新鮮に楽しめて良かったです。
宮沢賢治作品の入り口としても良いゲームだと思います。
各エピソードを見て他の作品にも興味を持ったし…。

最終章を含めて全部で九章。

章が進むごとに季節も移り変わっていく。
音楽祭が終わり、冬のほうになると町の人々がいなくなっていくのが寂しかった。
ほとんどのお店も閉まっちゃうしね。。


ここから先は各章についてちょこっと…





第一章 貝の火

キツネにだまされて勇気を失ったホモイの話。
ここで動物と話が出来るようになる貝の火の珠を手に入れた。


第ニ章 カイロ団長

クジャクじるし手帳を入手。
アリの女王のお酒とかカイロ団長のぼったくりバーとかだったような…。
最後にカイロ団長がカクテル作りの修行に出たのがなぜか印象に残ってしまっている;


第三章 虔十公園林

ゲリエフの手帳を入手。
フクロウが虔十の為に一肌脱いでくれたあとの7日後のBGMに少し感動。
虔十のスギの木がヘイジの畑から枯れた状態で出てきたのが衝撃でした。


第四章 土神と狐

ノートじるし手帳を入手。
自分をよく見せようとして嘘をついていたキツネは土神に嫉妬され……
これも衝撃的なお話でした。
なんでカモガヤだったんだろう…。深い意味があるのかな??


第五章 グスコーブドリの伝記

おんたいてんきねん手帳を入手。
飢饉によって15年前の自分や妹と同じ苦しい思いをさせたくないと、
ブドリがとった行動は多くの人を救った。
ブドリも凄い勇気の持ち主ですよね…。
最初は起爆装置は主人公が押すものだと思っていました;


第六章 オツベルと象

兄妹像手帳を入手。
オツベル邸のBGMが何気に好きでしたw
オツベルのおつかいをするとオツベルの片棒を担いでいる感じになるのが嫌だったけど
やらないとゲームが進行しないからちゃんとおつかいをこなしたよ(´・_・`)

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白象がかわいそうだった、どんどん弱っていくし。結末には驚いたが。

『いつの時代も他人をかえりみない者が長く栄えたためしはない
 しかし、オツベルのような者がいなくなることもまたありえない』


第七章 セロ弾きのゴーシュ

ぬのせい手帳を入手。
音楽祭の後、ゴーシュは旅に出た。
水車小屋の近くで畑仕事をする人はゴーシュのヘタなセロの音の事を言っていたけど
努力は実を結びましたね。
毎日のように夜遅くに外でヴァイオリンを弾いていた人の情熱大陸は
全然上達しないままだったなあ(ぇ


第八章 雪渡り

雨ニモマケズ手帳を入手。
雨ニモマケズ手帳入手からの最終章『銀河鉄道の夜』にはテンション上がりました!
けどカマねこがかわいそうだったな…。
風邪をこじらせて無断欠勤してしまっていた間にある事ない事かまネコに関する悪い噂を流されて
同じ事務所のネコから酷い扱いをされてシクシク泣いているのに心が痛んだ。
そして結局最終章にはネコの事務所は解散してしまい悲しい結末に…。

少しもお酒を飲んでいない大人がキツネからのおまんじゅうを食べた事に意味があった。
動物と人間の信頼関係。キツネが人を化かすという悪い固定概念で
キツネを悪だと思い込んではいけない。


最終章 銀河鉄道の夜

銀河鉄道は片道旅行の不完全な乗り物。
二度と戻って来れない旅なのに誰も悲観的ではない。。

後生車の車輪をまわし、げんそうだいよんじへの扉を開く。
やっと賢治先生に会って7冊の手帳を渡す事が出来た。
自分達が元いた世界と自分達が知らない世界のはざまの町にホモイやブドリもいた。
今まで出会った人々が……。

銀河鉄道の果てに何があるのか、賢治先生と一緒に旅をして確かめよう。
会いたくても会えない人に銀河鉄道に乗っていつか会える時がくるんだろうか?
そう考えると希望のある話に思えるよ…。
きっとこのげんそうだいよんじからって死の先の話…なんですよね?
これに関しては原作の銀河鉄道の夜を読まないと
本当の意味は理解できないのかもしれない;






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