3つのカケラを巡り終えた後の感想など。
とてもネタバレが含まれた内容なので注意。

これで私の中で今年の夏は終わった気がする。
…まだ蒸し暑い日々が続いているけども。


カントリーガァル、学園恋愛アドベンチャー、ベスピオ2438、
それぞれの世界の関係性は、
田舎世界でプレイしているゲームがラノベ世界&宇宙戦争世界(FPS)。
ラノベ世界でプレイしているゲームが宇宙戦争世界(FPS)。

宇宙戦争世界でマインドケアマシンで見る夢が田舎世界っていう感じだし
ラノベ世界のエンディングで田舎世界の三人娘がPCを壊したシーンが映っていたから
幹彦の畏人としての世界は終わり、その世界同士の繋がりが絶たれるのかと思っていました。
けど物語の主人公はその3つのカケラのどこにもいなかった。
これはアリスの物語。アリスに対するメッセージがこめられたもの。

誰かが自分をこの世界から救い出してくれる。
と他力本願にならずに自分から周りを変えていかないといけない。
現実逃避の物語はそれを強く訴えるものとなっていた。
自分が変わらなければ周りも変わらない。

どの世界も8月31日で終わる意味は、
引きこもりであるアリスが登校するのに適した一番のチャンスだったから。

現実のアリスは同学年の子達を見下していたようだったけど
本当に天才少女だったんだろうか?
畏人のチートキャラにしてしまったり、
自分の作ったウイルスで学園ネトゲ世界を粉砕できるって事は頭が良い?

最後、アリスは扉を開いて外の世界へ出たんだろうか?
3つのカケラの登場人物達に背中を押されて、応援されたんだから
生きて外に出るという選択をしたと信じたいな…。

うさぎとのやり取りって自分との対話だよね、多分。
心の奥底では「自分でもこのままじゃいけない」とか「だめになる」って事が
わかってたから警鐘をならしていたんだと思う。
でもそれってうみねこ的に言うと「愛のない見方」なんだろうなあ(´-`).。oO()

退屈から逃がれる為にカケラを渡り歩いているっていう事に関しては自分も同じかも…。
っていうか皆、漫画や本やゲーム、映画とか色々なもので楽しむものだし。。
まぁ何事もほどほどが一番だと思うけどね。
どんなに美味しいものだって食べ過ぎるより腹八分目でやめておいた方が
「次も食べたい」とか良い思い出で終わると思うし。


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登場人物の関係性が徐々に明らかになっていくのも楽しかった。

けど結局それはからっぽで誰もいないって気付かせるための遠回りなものではあったけど…。

アリスによる考察での連結は、

飛鷹=伊与=ヴィオレッタ=ゆかり=桂子=ブラッド=記葉=宮=ゴロー=畏人=幹彦=ファルコ。

そしてファルコ=飛鷹。

まるで輪っかのよう。

妄想にさえ至らない他力本願に現実逃避する。
現実逃避のサイクル。

作中にドーナツがよく登場していたのはそれらの暗喩でもあったのか?


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BGMで特に耳に残っているのはMemory of the cloud。
アリスがウサギと話している時によく使われていたやつ。
学園恋愛アドベンチャーで使われていた「からくり」もちょっとうみねこっぽくて好き。
ベスピオ2438のアタクティブとカントリーガァルのEverything is painとアライブスブルーも好き。






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